私の透析歴は、今年(令和4年)の6月で14年目を迎えます。導入時は徳島県内でシャント手術をし、10日間の導入トレーニングを終えて、三郎記念クリニックでお世話になることにしました。
当初、長期間に亘る透析生活を思い、安心して治療を受けることができる病院を探していましたが、そんな時に当クリニックと出会いました。クリニックのホームページを見て興味を持ち、見学に寄せていただき、私自身で選びました。
当時、まだ開設されて1年目で患者さんも少ないようでしたが、温かな雰囲気と細やかな治療方法で、快適な透析治療が行われている様子を伺い、当クリニックに治療を依頼しました。今も快適な透析を行えております。
生涯付き合っていく透析治療を受けるにあたり、最初は心細くもありました。しかし、私は前向きに治療に挑もうと考えました。如何に透析治療が楽しく、また、楽にできないか、そして、趣味のゴルフができる体力を維持できないかということを考えました。
当クリニックには、足の健康を維持する足浴があります。また、透析中に寝たままの姿勢で下肢のリハビリ・トレーニングが行えるエルゴメーターもあり、大変恵まれた環境が整っていました。
ドクターも医療スタッフの皆さんも丁寧に接してくださり、何でも相談できる穏やかな環境を整えてくれています。本当に感謝しております。
また、クリニック内に腎友会という患者会が組織されており、年1回の日帰り旅行や、様々なレクリエーションがあり、その活動も充実しています。私もエンジョイしながら参加しています(ここ数年はコロナ禍で活動自粛中)。透析患者にとっては、治療だけでなくそういった支援も心強く励みになります。患者の生活や環境に配慮していただけることは、前向きに生きていく張り合いにもなり、本当にありがたく、感謝しています。
透析患者には様々な制限が要求されるのも事実です。しかし、この治療を受ける患者にとって目的や希望は大切だと思っています。これからも前向きに治療を受けながら、体力を維持し、人生を楽しみたいと思います。
趣味のゴルフを楽しみながら・・・。